三ツ島・北島自然観察会 No.1

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自然観察会 №1

第1回三ツ島・北島自然観察会

 前日までの冷たいどんよりした空模様と打って変わって、本日快晴の小春日和。12月8日(日)初めての試み『三ツ島・北島自然観察会』。懸念された参加者も武士さん(山階鳥類研究所元協力調査員)先頭に総勢9名とまずまずの出だし。
 颯爽とは言いがたくぞろぞろとスタート。
 まずは蒼生会病院裏の水路とハス田へ。田は一面じゅうたんを敷いたように赤い。ハスの収穫期で掘り起こされた黒い土とのコントラストが鮮やかです。
 「あの赤く見えているのが、オオアカウキクサです」と武士さん。「順絶滅危惧種に指定されています」
 えーぇっ!これが準ゼツメツ危惧種の・・・」と絶句。こんなに身近なところに貴重な植生があったとは・・・。ここで野鳥はセグロセキレイと出会いました。
 一行はふたたびぞろぞろと北島のグランドへと移動。グランドと取り巻くように田が残されています。と一見みえましたが、第二京阪道路のためにかなりの田が接収されて金網が張られて草が生えています。残された田で今まさにれんこんの収穫中。取り出される大きなれんこんに、わがふるさとと門真の誇りを感じました。それにしても泥田での収穫仕事は重労働でしょう。ご苦労様です。
 もう紙数がありません。北島の水路と池で観察できた植生と野鳥を紹介してこの稿を終わります。
 植生ではトチカガミ(絶滅危惧種C) オオアカウキグサ(準絶滅危惧種)他。野鳥はセグロセキレイ、ケリ、ヒドリガモ、アオサギ、ハシビロガモ、コガモ他3種。
   絶滅危惧種Cとは、絶滅の危険性が高くなりつつある種類。
   準絶滅危惧種とは、生育条件の変化によっては「絶滅危惧種」に移行する要素を持つ種類。
 「2002年12月後援会だより」より

第2回三ツ島・北島自然観察会

 第二回自然観察会は、2月1日(土)午後1時より、三ツ島の市街地調整区域の農地を歩きました。
 参加者6名、天気は良好。今回は植物より鳥のほうに目が移ってしまいました。
 というのも収穫後の水の張ったハス田に、冬の水鳥コガモが私たちの目の前に30羽が飛翔、着水し美しい姿を存分に見せてくれました。地面には餌を捜し歩くツグミ・前回ハシビロガモがいた地には水鳥バンが1羽。おおよそ2時間歩いて全11種の鳥を確認しました。
 この北島、三ツ島地区のような四囲を市街地に囲まれたところに豊かな鳥相と絶滅危惧種を含む植物、さらには門真の農業の歴史を語る水路があります。これ等は後世に残さなければならないのです。
 それにはまず、門真のたくさんの人たちに、門真の自然と歴史・文化を知識だけでなく、実態として知ってほしいのです。それには、この観察会の輪を広げ、いずれは門真市政に反映させてゆきたい。
 自然を歴史を破壊するのでなく、守る事によって、門真を発展させてゆくことを考えるのも大切です。
 そんなことを考える観察会に育ててゆきたいものです。
 「2003年2月後援会だより 武士良三」

第3回自然観察会

 今回の観察会(3月29日土曜日)で観察会は3回目になりました。市街地に囲まれた北島・三ツ島地区に出現した野鳥たちは、すでに延べ20種類に達しました
 春の日差しの中を歩く私たちの頭上には、高く、低く飛び交うツバメ達。足元には春の七草の1つ、ナズナ(ペンペン草)が満開。同じ七草の「仏の座」と同名のシソ課の仏の座も可憐な紫の小花を咲かせていました。
 今回の参加者は5名。次回にはこの「後援会だより」をお読みになっている貴方もぜひご一緒にどうぞ。
 「2003年4月後援会だより 武士良三」

三ツ島・北島の貴重な植生

 「絶滅危惧種」とは、環境が変われば絶滅する可能性の高い動植物を言います。人間が自然を自然のままに受け入れて生活していれば「絶滅危惧種」問題なんか起きなかったのですが、悲しいことに、人間は人間だけの利便のために、自然を作り変えて来ました。その犠牲になって、絶滅し、あるいは絶滅へ向かっている動植物がたくさんあります。
 この門真三ツ島・北島地区にも4種類の絶滅危惧種があり、我々のグループは、そのうちのオオアカウキクサ・トチカガミの2種類を確認しています。他は、ミズワラビ・サンショウモ。絶滅危惧種が生息しているということは、それだけ自然が豊かに残っていることを意味します。
 他の2種類も出来るだけ早く、我々グループとして確認したいものです。
 (一人だけが確認しても意味がありません。勝手の考古学発掘品捏造事件の二の舞にならないためにも)
 「2003年5月後援会だより 武士良三」

 No.2

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このブログ記事について

このページは、亀井あつしが2006年1月 3日 23:47に書いたブログ記事です。

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