市長は、施政方針説明で「都市経営理念」と言うが・・・

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 3月5日、門真市第1回定例市議会(3月市議会)が開会しました。今議会には、審議する議案などが27件あります。(報告案件2件、契約案件4件、住居表示案件1件、条例案件9件、予算案件11件)(日本共産党門真市会議員団のホームページの市政ニュースをご覧ください

「公的サービス」は社会の進歩の中で生まれた―「市役所は会社とちがいます」

 園部市長は、施政方針説明で、行政運営に当たって「自らの責任と判断において、都市経営理念に立った行財政改革を着実に推進」、「効率的運営」という大義名分のもとで、「民間委託」や「民営化」を推し進めることをしきりに主張しました。

 私は、施政方針説明を聞きながら、地方自治体を会社に見立て、自らを社長とし、トップダウン方式、民間手法万能論を強調する姿に違和感を感じました。

 市民が一生懸命に働き納めていただいた税金の無駄遣いをしないで、市民の福祉や暮らしに役立つ仕事をするのが市役所であると考えます。行財政の効率的な運営は、地方自治体が国民・住民の税金を財源としている以上、当然のことです。しかし、そのために、「住民の福祉の増進を図る」という自治体本来の使命を放棄して,財政が厳しいからと市民の声を充分に聞かないで「保育所の民営化」、「小中学校や保育園の給食の民間委託」などを実施する姿勢は許せません。

 後日、私は、どうしても行政の仕事を「都市経営理念」という言葉を使って表現することが理解できなかったので市当局の担当職員に、言葉の意味するところについて聞きました。

 説明で、「『行政職員も、コスト意識を持って仕事をすること』、『民間企業の効率的、スリム、スピーディーな仕事を学ぶ』『選択と集中』など一般企業的な成果を求めることから『都市経営理念』」という言葉で表現した」とのことでした。

 私が、「行財政の効率的な運営は、住民の税金を財源としている以上、当然と考える。しかし、無理に経営感覚などという必要がどこにあるのか」「経営という言葉を使わなくても、住民に奉仕する行政職員として無駄使いをしない」と表現でも構わないと思うが」と尋ねましたが、「民間企業の効率的、スリム、スピーディーな仕事を学ぶ」という範囲を超えませんでした。「引き続き、行財政のあり方についてお互いに考えて行きましょう」ということで聞き取りは終わりました。

 みなさん、「市役所は会社と同じように扱うことには無理がある」のではないでしょうか。私は、2005年第1回定例市議会(3月市議会)の代表質問(市長の政治姿勢で「行財政改革」について述べている部分をご覧ください)で、「公的サービスとは、社会の進歩の中で『私の企業』ではカバーできないことを国民がひとしく受けられるようにしてきた歴史」と述べたことがあります。是非、お読みください。

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このページは、亀井あつしが2007年3月 1日 18:25に書いたブログ記事です。

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