自転車の駐輪場設置・放置対策・利用促進について視察―?市川市

1月14?15日、門真市会議員団4人全員で自転車等の駐輪場・放置対策・利用促進についての行政視察をおこないました。千葉県市川市では、駅からの距離によって料金を設定した駐輪場、放置自転車の処分、レンタサイクルシステムなどの視察をしました。
取り組みについての紹介(視察説明資料を参照しました)
(1)駅からの距離によって料金を設定した駐輪場
1.2003年4月から、それまでの均一料金を改め、駅からの距離などで料金に格差をつけるようになった。
2.結果、施設利用率が平準化された。
3.放置自転車の撤去との相乗効果が発揮された。
4.駅から概ね200メートル以上となる駐輪場は、無料にするなどの結果、これまで週4日であった撤去回数が、年間120回になり、撤去作業にかかる費用が大幅に減少した。
5.買物客用駐輪場を2007年度に開設した。2時間まで無料。今後、放置自転車の実態を踏まえ、必要な地域に設置予定。
6.無料の駐輪場にも、係員が配置されている。課題として、故障した自転車を放置したり、付近の住民が置いたりするケースもありどのように対処するか考えている。
(2)レンタサイクルシステム
1.放置された自転車の引き取り期間経過後の自転車を、リサイクルとして、レンタサイクルに活用している。
2.レンタサイクルには、「街かど回遊レンタルサイクル」(観光型)と「通勤通学者用レンタルサイクル」(都市型)があり、いずれも無料で貸し出しをしている。
3.レンタサイクルの目的は、自転車の総量を抑える社会的実験と位置づけられている。
4.利用は増加している。2007年の1年間の貸出総台数は、延べ14,700台。2008年度1台の自転車を2.3人と算定。
5.レンタサイクル用の自転車は、パンクなど自転車に不具合が発生した時は、修理をしないで有価物として売却処分する。
6.問題点として、自転車の盗難や故障も多いと説明があった。
(3)放置自転車の処分
1.2005年までは、清掃工場で破砕処分していたが、処分にかかる経費が膨大な金額になることから、2006年度から有価物として売却(競争入札)とした。一部、レンタルサイクルや庁内で利用、自転車商組合を通じて再生した自転車の販売などもおこなっている。
2.自転車の引き取り期間が30日と保管期間が短い日数となっている。
3.港があるという立地条件もあり、1台当たりの業者引き取り価格は、他市に比べ高い。来年度は、金融危機の影響もあり値下げが予想されると説明がありました。
視察をして印象に残ったこと
私が、「門真市も含め、全国の多くの自治体が、無料のものを有料化を進めている中で、市川市が、駐輪場の一部やレンタサイクルを無料にするのはどうしてか?」と質問をすると、担当職員の方から「『放置自転車にかかる費用は、まちをきれいにする経費』と考えている」「(駐輪場の一部やレンタサイクルを)無料にしているのは、この立場から出発している」と話されました。
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| 2007年に開設された、JR市川駅近くにある買物客用自転車置き場と通勤通学用レンタサイクルを併設した第7駐輪場の案内看板 | 第7駐輪場の出入り口に設置された機械の説明を受ける党市会議員団 | 地面に黄色い矢印がペイントされている方が入り口 |
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| 自転車が出入り出来ないように工夫をされた人の出入り口 | 右側に並んでいる自転車が、通勤通学用レンタサイクル。貸し出されて数台しか残っていない。 | レンタサイクル用の機械。レンタルを登録している人が持っている磁気カードを機械に示すと、自転車の鍵が取り出せる。 |
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| 市川第6駐輪場で、「街かど回遊レンタルサイクル」が併設されている。 | 「街かど回遊レンタルサイクル」用自転車 | 市川第6駐輪場に止められた自転車。1台1台の自転車を載せるラックは、設置せず1台でも多く駐輪出来るようにしている。 |









