超党派の取り組みになった「門真レンコン」―議会議事録を振り返る

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 伝統野菜「門真レンコン」と「門真の原風景」を守ることが、門真市議会の中で超党派の取り組みになっていった経過について調べようと門真市議会議事録をインターネットで検索し、1998年の3月議会の代表質問以降について時系列的に並べて見ました。

 そうすると、共産党議員団が取り上げ、議会としての認識が高まる中、今では門真市議会の全会派が「門真レンコン」の保存を主張するようになってきたことがよくわかります。

 私は、伝統野菜「門真レンコン」と「門真の原風景」を守ることは超党派でと思っていました。特にその思いを強くしたのは、私が2004年9月議会の一般質問をした時、緑風の秋田前議員が「カメちゃん、今の質問よかった」(スクロースしてください質問と答弁を掲載しています)と議場で声をかけてくれたことでした。思想信条は異なっても、門真を思う気持ちは同じだと感ました。

 これからも、「門真レンコン」と「門真の原風景」を守ることは、立場の違いを超えて共同の取り組みを行い、将来に残す為に力を尽くしていきます。

私は、当初『河内レンコン』と言っていましたが、門真市以外の北河内各市の中でレンコンを栽培されているので、『門真レンコン』と言う方が正確であると説明を受け、それ以降は『門真レンコン』と言うようになりました)

平成10年第1回定例会03月13日-03号 日本共産党 代表質問  亀井議員   河内レンコン
平成12年第4回定例会12月20日-02号 日本共産党 代表質問  吉松議員   河内レンコン
平成14年第3回定例会09月30日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   河内レンコン
平成14年第4回定例会12月19日-02号 緑風クラブ 一般質問  秋田前議員  門真レンコン
平成16年第1回定例会03月15日-02号 日本共産党 代表質問  吉松議員   河内レンコン
平成16年第3回定例会09月15日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   河内レンコン
平成17年第1回定例会03月04日-01号 市長施政方針説明    東前市長   河内レンコン
平成17年第3回定例会09月30日-03号 日本共産党 代表質問  中西議員   河内レンコン
平成18年第1回定例会03月06日-01号 市長施政方針説明    園部市長   河内レンコン
平成19年第1回定例会03月15日-02号 日本共産党 代表質問  中西議員   河内レンコン
平成19年第1回定例会03月05日-01号 市長施政方針説明    園部市長   門真レンコン
平成20年第1回定例会03月13日-02号 日本共産党 代表質問  福田議員   河内レンコン
平成20年第3回定例会09月29日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   河内レンコン
平成20年第4回定例会12月19日-02号 新政クラブ 一般質問  中道議員    門真レンコン
平成21年第1回定例会03月12日-03号 民主クラブ議員団    田伏議員   河内レンコン
平成21年第1回定例会03月26日-04号 日本共産党 反対討論  亀井議員   門真レンコン
平成21年第1回定例会03月11日-02号 公明党   代表質問  高橋議員   門真レンコン
平成21年第2回定例会06月09日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   門真レンコン
平成21年第4回定例会12月18日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   門真レンコン
平成22年第3回定例会09月27日-02号 日本共産党 一般質問  亀井議員   門真レンコン 


褒めてもらった平成16年第3回定例会での亀井質問
 
 門真の河内レンコンやクワイを将来に残していくことについて質問させていだだきます。
 私は、門真の将来を左右する合併問題がある中、門真のよさを訴えていくことの必要性を感じています。私はこれまで、第2京阪道路問題や第4次総合計画を作成するときにも、北島調整区域などは府下的にも貴重な水郷風景を残す地域であり、貴重な河内レンコンの産地として、また1年間に24種類の野鳥が飛来するという自然豊かな環境が残る地域としてのこの地域を水と緑の文化スポーツゾーンにという提案をしてまいりました。
 今、門真の将来を考えたとき、この北島地域の現風景が門真の歴史的景観を残す貴重な地域として保存することを改めて提案するもので、その景観の中心をなすものが河内レンコンやクワイを栽培する地域としての景観であると思います。
 レンコンをテーマにした公園や地域は全国にも幾つかありますが、例えば福井県の南条町の花はす公園や千葉県佐原市の水生植物園、千葉市の古代ハスである大賀ハスを記念した蓮華亭など、ハスをテーマにした公園や施設はあります。私はこれらの地域を見学するなど、全国のさまざまな取り組みを調べ、門真のレンコンを後世に残す方法について考えてきました。しかし、これらの多くは花ハスが中心で、作物としてのレンコンをテーマにしたところは見当たりませんでした。
 門真のレンコンは、作付面積が1985年に15万5897?あったものが1995年には8万1064?、昨年の2003年は5万5090?、クワイについても、作付面積が1985年に4万1098?あったものが1995年には2万8761?、昨年の2003年は1万8823?と、都市化のもとで減少の一途をたどっています。レンコンの栽培についてある生産者は、損得抜きで、つながりのある人に門真のレンコンを食べてもらいたいという思いで栽培していると言われました。
 レンコンづくりは奥の深い作物ともお聞きしました。栽培にかかわる苦労は、ほかの作物に比べられないくらいの重労働です。田んぼの中で自由に動くことは長年の経験が必要で、レンコンがどのように土の中にあるかを見きわめないとうまく収穫ができない、泥のかき出し方一つとっても来年の生産に影響が出るなど、ただ門真のレンコンを残してほしいという一般的な話でないことを痛感しました。
 そこで、門真の貴重な歴史的景観としてのレンコン栽培を中心とする北島調整区域などの水郷風景を残すことについて市長はどのような見解をお持ちか、伺うものであります。
 同時に、その中心であるレンコン栽培に対しての補助制度の創設など栽培に対しての助成などできないか、尋ねるものであります。
 この助成制度は、単に補助金を出せばよいと考えているものではありません。生産者の高齢化が日本の農業全体に影を落としています。先ほど述べましたが、レンコン生産の重労働は大変なものであります。このようなもとで、栽培の担い手が減少しています。そこで、広く市民の皆さんに呼びかけて、栽培に参加する人をふやしていってはどうでしょうか。レンコンを栽培してみたいという市民からの申し出があれば、市が農協や生産者と相談をして農地を借り受ける仲立ちになってもらうとか、市が地権者からレンコン畑を借り上げ、レンコンに触れ合えるイベントなど、市民を巻き込んだ市民レンコン祭りに取り組むなど、門真の現風景を残す努力を市民と一緒に市に頑張ってもらいたいと思います。
 門真の歴史的景観を残す貴重な地域である北島調整区域や三ツ島などの水郷の面影を残すために、行政としても市民と一体となった取り組みを行うことを求め、質問を終わらせていただきます。


市民生活部長答弁

 門真のレンコン畑など水郷の景観を残す取り組みについて、私より御答弁申し上げます。
 まず、北島調整区域につきましては、市民にのどかな水辺環境や緑の景観など貴重な空間を提供しておりますものの、本地域において第2京阪道路の建設が平成20年春の供用開始を目指し、一部工事が発注されたところであります。そのため、この地域でのまちづくりにつきましては、本道路事業とも連動しながら良好で快適な地域整備が望まれるところでもあります。今後の進め方につきましては、まず地権者の皆さんの土地利用の意向把握に努める中で対応してまいりたいと考えております。
 また、レンコン栽培に対しましての補助制度につきましては、現時点ではかなり困難と考えておりますが、河内レンコンの種子保存等を目的に、本年4月より調整区域内の公社所有地約1000?をレンコンの試験田として活用しておるところであります。また、市民参加の取り組みにつきましては、毎年開催いたしております農業祭り等におきまして行っております。
 今後も、農業団体と連携を図りながら、河内レンコン、クワイの保存等本市農業の振興に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようにお願いをいたします。

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このブログ記事について

このページは、亀井あつしが2011年4月15日 23:22に書いたブログ記事です。

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