雲外蒼天
今年もよろしくお願い申し上げます。
昨年暮れ、これまで読んだことの無い作者の本、シリーズものの時代小説を探しに、書店へ行きました。買ってきたのは、高田郁(かおる)さんの「みをつくし料理帖」。
シリーズ第1巻目「八朔の雪」の章で、主人公が易者から「頭上に雲が垂れこめて真っ黒に見える。けんど、それを抜けたところには青い空が広がっているー」「艱難辛苦が降り注ぐ。その運命は避けられん」「けんど、その苦労に耐えて精進を重ねれば、必ずや真っ青な空を望むことが出来る」という件(くだり)がありました。
日本共産党に入党した当時の自分の思いを表す4文字熟語でした。「雲外蒼天」、自分(達)を励ますにピッタリの言葉でした。(初めての飛行機搭乗を思い出す)
高田郁さんの「みをつくし料理帖」、いっぱいグッとくるところがありました。人の優しさ、悲しさ、思いが行間から感じられました。今年のいい出発点になる作品でした。
