味わい深く、奥行きのあった、大阪民主新報の「新春鼎談」

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 大阪民主新報の2012年12月30日・2013年1月6日号と1月13日号に掲載されていた「『新春鼎談』心豊かで文化華やぐ都市大阪の再生を」は、とても含蓄のある内容で興味深く読みました。

 雑誌「上方芸能」発行人の木津川計さん、前ワッハ上方館長の伊東雄三さん、「日本BPW連合会」理事で学校法人大阪集成学園理事長、守口幼稚園園長の河田英子さんの鼎談でした。

自分の思いと共感したところ、勉強になった点について紹介します。

大阪弁の魅力

 伊東さんは「人と人とのコミュニュケーションを図る上での言葉の力、大阪弁が一番優れたもんだと思う」「大阪の文化の基本は大阪弁の豊かな表現力」と。

 木津川さんは「不愉快な目にあわせたらいかんというおもんばかりが、大阪弁をあいまいにしていくんですね」「大阪弁は柔らかい。母音が非常に多い」と。

 読んでて「ふぅーん」「そやそや」と思いました。私は京都市左京区の新洞小学校の近くの菊鉾町という所で生まれました。京都弁も曖昧な言い回しをします。けどチョッとニュアンスが違います。商人の町と政治の町との違いを感じます。あんまり角立てたらなる話もならん。地域のみなさんとの関係考えても、曖昧さも大事です。共産党の考えだけ主張しててもあきません。

言葉・漢字のもつ深み

 木津川さんが「儲ける」という字について、「人偏は相手、者は拙者で私。私とあなたを結びつけるのは真ん中の言偏」。

 伊東さんは、お亡くなりになった藤本義一さんが「文化というのは非常に力がある言葉」と言われたことを紹介されていました。「文化の『化』は草冠つけば花になるし、下に貝がつけば貨(ゼニ)・・」と。

 河田さんは、聖徳太子の「以和貴」という言葉や17条憲法の紹介の中で「それぞれの立場を理解しながら、コミュニュケーションしながらいい方向に持っていくことが和なんです」「権力を乱用したり、傲慢になったり、人道的支援を忘れてはいけない」と。

 自分自身の学問に対しての浅さを感じました。勉強になりました。

笑い・笑顔

 伊東さんが「信用を得ようと思うと、言葉のまことがないといけません。それは人間の発する表情とも言えます」と。

 私、よくみなさんから私の笑顔のこと言われます。「その笑顔があんたの財産や」「黙ってたらサラ金の取立て出来る顔やけど、笑うときは顔中崩して笑う・・・」「またその誤魔化し笑い!なんとかならんの・・・」などなど言われます。

 みなさん!これだけは信じてください!私、人にゴマすって、心にもないこと言うたりしながら笑ろたりしません。やろと思っても出来ません。正直に、エエも悪いも、自分を晒してやってききましたし、これからもやっていきます。

文化の持つ力

 木津川さんが「経済は腹の足しになりますが、文化は心の足しになるんです」と言われました。

 ホンマそや思います。

 ある方が私に「仕事と主人の介護で毎日クタクタになってしまいます。そんな中で、週に一回だけ、合唱サークルに行って何もかも忘れて歌います。その時だけが自分を取り戻す時なんです」と言われました。

 私の息子、いま軽音しています。なんでやりだしたか・・・。「中学校の時、学校行くのイヤでイヤでかなんかった、自分の部屋のインターネットで、たまたまみたギター演奏。何が何かわからんけど、とにかくムチャクチャ楽しそうに演奏しているの見たんや」「それ見て、ギターやりたなったんや」と話してくれました。
 私、その時「なるほど、これが文化の力なんやなぁー」と思いました。 

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このブログ記事について

このページは、亀井あつしが2013年1月14日 01:25に書いたブログ記事です。

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